主題
- #未経験者開発者のポートフォリオ
- #プロジェクト経験
- #業務スキル
作成: 2024-04-03
作成: 2024-04-03 20:41
通常、開発者の就職活動の準備をしているケースは、大学を卒業して開発者として就職するケースと、非エンジニアで専門学校を卒業後に就職活動の準備をするケースの2つのケースが代表的です。
最近では、インフロンのメンタリングを通じて、非エンジニアの開発者就職希望者の履歴書やポートフォリオを審査し、フィードバックを提供していますが、同じような間違いを繰り返すケースが多いので、今日は新卒開発者(非エンジニア基準)のポートフォリオ作成に関するヒントをまとめてみたいと思います。
[新卒開発者のポートフォリオ作成のヒント]
ポートフォリオには、複数のプロジェクト経験を含めることが重要です。専門学校では通常2つのプロジェクトを行うことになりますが、これがプロジェクト経験として記載されます。各プロジェクトの説明、使用した技術、開発した機能などを具体的に記述し、どのような機能を開発したのか、自分の担当機能を記載します。
この部分で、最近の開発者志望者がよく犯す間違いは、あまりにも「技術」に偏っていることです。次の例を参考に説明します。
プロジェクト名:就活生のためのコミュニティ
使用技術:Spring boot、Oracle、JPA、React.js、CSS、HTML
担当業務
上記の内容を見ると、プロジェクトについて技術的な部分がうまく記述されているように思えます。しかし、このポートフォリオを初めて見る立場では、「それでも作った機能は何?」という印象を受ける可能性があります。
この部分で欠けているのは「業務」の内容であり、「どのようなサービスまたは機能」を開発したのかが欠けています。基本的には、私が提唱するポートフォリオや職務経歴書は業務紹介+技術的な内容なので、このポートフォリオは以下のように修正するフィードバックを行いました。
プロジェクト名:就活生のためのコミュニティ
使用技術:Spring boot、Oracle、JPA、React.js、CSS、HTML
担当業務
少し単純な例ですが、どのような業務を開発したのかが追加され、この人がどのようなサービスを開発し、開発過程でどのような理由で技術的な悩みを抱いたのかを感じ取れるポートフォリオとしてフィードバックを行いました。
個人的には、技術的な部分も重要ですが、業務的な部分も十分に考慮する必要があると考えています。金融業界が金融業務経験者を採用するのは偶然ではありません。開発者は、実際のユーザーよりもその業務をよりよく理解している必要があるため、業務に対する理解度と分析能力を示す必要があります。
ポートフォリオを作成する就職活動中の皆さんが参考にしていただけたら幸いです。
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