SI 開発者の話
#6. SI 会社に入社する際に必要なスペック

3大 SI 会社ではなく一般的な SI 会社への就職を希望する場合、大きなスペックは必要ありません。

就職のために準備する英語、資格、課外活動などは、それほど重要ではありません。SI 会社では、使えるかどうかが最も重要なので、 SI 会社のバイブルである Spring、MyBatis、HTML、CSS、jQuery などをスクールで学んだのであれば、 問題なく就職できます。

唯一役立つ資格は情報処理技術者です。これは、顧客から開発者の給与を受け取る際に、初級、中級、上級によって異なってきますが、 このような開発者のレベルを判断する際の基準の1つが情報処理技術者です。情報処理技術者は、4年制大学を卒業していれば、専攻は関係なく、 受験後取得できます。他の資格に比べて難易度がそれほど高くないと言われています。

将来フリーランスに転向する場合も、自分が受ける単価が初級か中級かで決まるため、できれば就職後または初級開発者の時に必ず取得することを お勧めします。

また、TOEIC、その他の資格、課外活動などは履歴書に記載してもあまり気にされません。もし大企業の SI を希望するなら準備する必要があるでしょうが、 中小企業の SI に就職したい場合は、Spring で掲示板をコーディングできる知識と情報処理技術者資格があれば十分です。

他のスペックを準備する時間があれば、掲示板をもう1回コーディングしてみましょう。